本日はジャガーの風が出ないとのことで、修理依頼を頂きました。
症状を確認すると、ブロアモーターが全く回っていません。
点検を進めていくとモーター本体ではなく、ブロアレジスター(パワートランジスタ、パワトラ)がだめになっているようです。
物はグローブボックス奥(画像の○の位置)に付いています。
では、外してみましょう。
よく見るパワトラです。
製品はDENSO製、どおりで・・・
実は、国産車・輸入車を問わずこの部品はよく壊れます、壊れるというより内蔵されている保護ヒューズが飛んでしまいます。
ヒューズの熱劣化や振動による劣化、エアコンフィルターやエバの目詰まり、モーターの回転低下、過負荷等が原因になります。
国産車で有れば、価格はそれほど高くないですが、どちらにせよ当社では保護ヒューズを在庫しておりますので、スピード&価格で現品修理をいたします。
画像はすでに分解が完了しています。
左側の細いリードが2本出ている部品です。
取り外して、新品の部品の載せます。
左に置いてあるのが外した部品。
右側には分解時に取り除いた基板が置いてあります。
熱伝導グリスを足してからヒューズを金具で固定して。
基板を搭載します。
リードをカットして、半田付けをすれば修理完了です。
カバーをすれば分解前の状態へ復元です。
こちらの修理は、本当に多数の事例があります。
ブロアモーターが回らない原因の過半数を占めるほどです、もしも症状が出た場合はこちらの部品を疑ってみて下さい。
現品修理することにより、超速激安修理が可能です。
この度はご依頼ありがとうございました。