今回は整備工場様の代車として使用中のカローラ
ご年配のお客様が新型車の操作に抵抗があるため、どうしても残しておきたい車両とのこと。
症状としては火が飛ばないそうです。
部品商さん伝いにご依頼です。他社への依頼も検討されたそうですが、金額が高く近場で修理が出来ないか探されていたようです。
内部の状態は、お決まりのコンデンサ液漏れ。
この部分は漏れが多いですね、症状としては中度。
こちらは軽度の漏れです
中度の部分のコンデンサを外して洗浄したところ
パターンの浸食が進んでいます。
顕微鏡で拡大すると赤丸部でパターンが断線しています。
上のスルーホールもかなり食われていますが、断線はしていません。
断線したパターンを銅線を使って復元しました。
その後全てのコンデンサを交換し、基板を綺麗にしてコーティングをして完成です。
無事エンジン始動したとのことと安く済んだとお喜び頂きました。
この度はご依頼ありがとうございました。