今回はサバンナRX-7 FC3C
コンビネーションメーターの修理です。
大変なめらかに回るローターリーエンジン
そのためにレブリミットを超えないようメーターに警告用のブザーが内蔵されています
症状は1,200回転を超えたあたりからそのブザーが鳴りっぱなしになってしまうというものです。
メーターの裏側に基板が付いていますのでこちらを点検していきます。
基板の中央下側に見えるのがレブ用のブザーです
このブザーを外してしまえば簡単ですが、
原因を究明しないと他の不具合を誘発してしまう可能性も有るので慎重に点検をすすめます。
点検していくと、基板のコンデンサはいずれもドライアップを起こし容量が極端に少なくなっています。
酷いモノだと1/10程の物もありました。
しかし、回路的に原因はここだけではなさそうです。
タコメーター、スピードメーター単体を外してみると
それぞれにも基板が付いています。
点検してみると、この基板が回転数の検出をしているようです
こちらのコンデンサも容量がほとんど有りません
コンデンサの容量抜けによって回転数の検出回路が誤作動していたようです
スピードメーター側も合わせて全てのコンデンサを新品と交換しました。
メーターもクリーニングして組み上げます。
次の修理はダッシュボード中央に付いている時計&警告灯ユニットの修理です、続く