今回はダットサントラック D21 の エンジンコンピューター(電子キャブコントロールユニット)の修理です。
走行中に突然かぶったような症状になるとのことでした。
キャブの制御ですので、基板の作りはシンプルで、ぱっと見で入力系、演算系、出力系と大きくブロック分けされているのが分かります。
症状から、一番疑わしい出力系を点検していきます。
ハンダの状態を確認すると、年式相応で、劣化部位が目立ちます。
トランジスタ等を全数、脱着点検致しましたが、故障・特性不良を起こしている物は有りませんでした。
こちらの基板はハンダを全数修正させて頂きました。
修正後はしっかりとコーティングを施して完成です。
お客様に納品後、無事症状が出なくなったとの事です。
この度はご依頼ありがとうございました。