今回は クラウンセダン GS130 の エアコンアンプ内蔵のパネル修理です。
コンプレッサーのクラッチが入らないという症状でご相談頂きました。
分解してみたところ、内部にはスイッチパネル基板、エアコンアンプ基板が2枚、温度調節基板の4枚が入っておりました。
経年によるハンダの劣化が目につきますが、慎重に診断を進めていきます。
結果としては、コンプレッサーのマグネットクラッチ制御信号を出力するトランジスタが故障しておりました。
画像のように、ハンダクラックが発生しているところがあります。
今回はお客様より、修理費用を抑えてほしいとのご要望でしたので、特に修正が必要と判断したところのみ、修正致しました。
そのほか、消耗品の電解コンデンサ、電球交換、パネルのクリーニングをして組み上げ、完成となりました。
納品後、正常動作のご連絡を頂きました。
あと何年お車に乗る予定か等、お客様の条件に合わせて、コストを抑えた修理も提案させて頂きます。
ご要望があれば、お問い合わせ下さい。
この度はご依頼ありがとうございました。