今回は スカイライン DR30 のタイムコントロールユニットを修理をご依頼頂きました。
ワイパーが動作しないとのことで、車検が通らず大変お困りのとのことでした。
内部の基板はこのような状態です。
経年によるハンダのクラックが確認できました。
トランジスタ等を点検し、特性に問題が無いことが確認できましたので、修正の為にコーティングを除去しました。
修正を終えた基板、ハンダが光り輝いております。
特に酷かった部分も、このようにきれいに仕上がっております。
リレー取り付け端子など、コーティングしてはいけない部分に注意しながら、再度コーティング致しました。
純正は点線部までで、ディップコーティングですので、露出部は劣化が進みやすかったと思われます。
このほか、取り付けされていたリレーの接点も状態が悪かったため、研磨修正を行いました。
ウィンカーが点灯したままだったとのことで、接点固着だったと考えられます。
納品させて頂き、無事に正常動作するようになったとのことです。
この度はご依頼ありがとうございました。